尿検査項目とその検査結果が高値となる疾患との組合せで正しいのはどれか。
尿検査項目とその検査結果が高値となる疾患との組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ ケトン体 ― 膵炎尿中ケトン体は糖尿病や飢餓で高値になります。
- ⑵ ビリルビン ― 糖尿病尿中ビリルビンは肝疾患や胆道閉塞で高値になります。
- ⑶ アルブミン ― 肝硬変尿中アルブミンは糖尿病性腎症などの腎障害で高値になります。
- ⑷ ヘモグロビン ― 心筋梗塞尿潜血は尿路の出血や溶血でみられ、心筋梗塞では高値になりません。
- ⑸ ミオグロビン ― 横紋筋融解症壊れた骨格筋から出たミオグロビンが尿に排泄されます。
解説
正解は⑸です。横紋筋融解症では骨格筋の細胞が壊れ、中にあったミオグロビンが血中へ出て尿に排泄されるため、尿のミオグロビンが高値になります。尿は赤褐色を帯び、大量に出ると腎尿細管を詰まらせて急性腎障害を招きます。薬剤や長時間の圧迫、過度の運動が原因となるため、早期に気づいて輸液を行うことが大切です。尿の色の変化も、気づくための大切な手がかりになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成