統合失調症の家族心理教育において適切なのはどれか。2つ選べ。
統合失調症の家族心理教育において適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 家族を精神疾患の原因ととらえる。家族を原因とみなす考え方は否定されており、支援の対象として関わります。
- ⑵ 精神分析理論に基づいて行われる。精神分析理論ではなく、学習理論やストレス脆弱性モデルに基づいて行われます。
- ⑶ 家族の対処能力が向上することを目指す。知識と対処法を伝え、家族の対処能力を高めることを目指します。
- ⑷ 再発防止効果についての科学的根拠がある。再発率を下げる効果が複数の研究で示されています。
- ⑸ EE〈expressed emotion〉を高める指導を行う。感情表出が高い環境は再発につながるため、下げる方向で支援します。
解説
正解は⑶と⑷です。家族心理教育は、病気や対処法についての正しい知識を家族に伝え、困りごとへの対処能力を高めることを目的とします。家族の感情表出が高い環境では再発しやすいことが知られており、家族心理教育によって再発率が下がることは複数の研究で示されています。家族を原因とみなすのではなく、ともに取り組む存在として関わりましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成