Alzheimer 型認知症で正しいのはどれか。
Alzheimer 型認知症で正しいのはどれか。
- ⑴ まだら認知症の特徴を示す。まだら認知症は血管性認知症の特徴です。
- ⑵ 症状の経過は階段状の増悪を示す。階段状に悪化するのは血管性認知症の経過です。
- ⑶ 認知症症状は老人斑の形成より遅れて出現する。老人斑は症状が現れる十数年以上前から蓄積し始めます。
- ⑷ 神経原線維変化はタウ蛋白の細胞外沈着により起こる。神経原線維変化はタウ蛋白が細胞内に蓄積して起こります。
- ⑸ 現在では認知症治療薬を使用することで根本的治療も望める。現在の薬は進行を緩やかにするもので、根本的な治療には至っていません。
解説
正解は⑶です。Alzheimer型認知症では、アミロイドβが蓄積してできる老人斑が、症状が現れるよりも十数年から二十年ほど前から脳に溜まり始めます。つまり認知症の症状は、老人斑の形成より遅れて現れます。経過は緩やかに進行し、血管性認知症のような階段状の悪化やまだら認知症の形はとりません。病理の変化と症状の時間差を押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成