強迫性障害の患者に対する作業療法で適切なのはどれか。
強迫性障害の患者に対する作業療法で適切なのはどれか。
- ⑴ 自由度の高い作業を提供する。仕上がりに正解がない作業は、確認行為にとらわれにくくなります。
- ⑵ 正確さを必要とする作業を提供する。正確さを求められる作業は確認行為を誘い、症状を強めます。
- ⑶ 強迫行為が始まれば作業を中止させる。中止させると不安が高まるため、見守りながら続けられるようにします。
- ⑷ 強迫行為の原因についての洞察を促す。原因の洞察を促すことは不安を強めやすく、作業療法の役割ではありません。
- ⑸ 作業工程の確認は作業療法士が本人に代わって行う。代わりに確認すると、確認を他者に委ねる形になり依存を招きます。
解説
正解は⑴です。強迫性障害のある方には、正確さや細かな手順を求められる作業は確認行為を誘い、こだわりを強めてしまいます。仕上がりに決まった正解がなく、自分のやり方で進められる自由度の高い作業を選ぶことで、確認にとらわれずに作業へ向かう体験が得られます。強迫行為が出ても中断させず、見守りながら続けられるよう支えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成