心因性偽発作が疑われる患者における発作症状の観察の際に重要でないのはどれか。
心因性偽発作が疑われる患者における発作症状の観察の際に重要でないのはどれか。
- ⑴ 咬舌咬舌はてんかん発作でみられやすく、鑑別の手がかりになります。
- ⑵ 流涙両者を区別する手がかりにならず、観察の優先度は高くありません。
- ⑶ 尿失禁尿失禁はてんかん発作に伴いやすい所見です。
- ⑷ 四肢の外傷転倒による外傷の有無は、発作の性質を知る手がかりになります。
- ⑸ チアノーゼチアノーゼは呼吸が止まったことを示し、てんかん発作を示唆します。
解説
正解は⑵です。心因性偽発作とてんかん発作を見分けるには、発作中に身体の損傷が起こっているかどうかが重要な手がかりになります。舌を嚙んだ跡、尿失禁、転倒による四肢の外傷、呼吸が止まることによるチアノーゼは、てんかん発作で起こりやすい所見です。流涙は両者を区別する手がかりにならず、観察の優先度は高くありません。身体の損傷の有無を手がかりに、落ち着いて観察しましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成