視床痛で正しいのはどれか。
視床痛で正しいのはどれか。
- ⑴ CRPS〈複合性局所疼痛症候群〉Ⅰ型に分類される。CRPSは末梢の外傷後に起こるもので、視床痛は中枢性の疼痛です。
- ⑵ 脳卒中発症直後から出現する。発症から数週間から数か月たって現れることが多くなります。
- ⑶ 聴覚刺激で疼痛が緩和する。音や光などの刺激はむしろ痛みを強めることがあります。
- ⑷ 非侵害刺激で疼痛を感じる。痛みを起こさないはずの刺激で痛みを感じるアロディニアが特徴です。
- ⑸ Lhermitte 徴候がみられる。Lhermitte徴候は頸髄の病変でみられる、頸部前屈時の電撃痛です。
解説
正解は⑷です。視床痛は視床の障害によって起こる中枢性の痛みで、触れるだけ、服が擦れるだけといった本来痛みを起こさない刺激で強い痛みを感じるアロディニアが特徴です。脳卒中の発症直後ではなく、数週間から数か月たってから現れることが多く、通常の鎮痛薬は効きにくくなります。中枢性の痛みとして、末梢の損傷による痛みと区別して理解しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成