骨形成不全症で正しいのはどれか。
骨形成不全症で正しいのはどれか。
- ⑴ 強膜炎を合併する。合併するのは強膜が薄く青く見える青色強膜で、強膜炎ではありません。
- ⑵ 遺伝性疾患ではない。Ⅰ型コラーゲンの遺伝子異常による遺伝性疾患です。
- ⑶ 視覚障害を合併する。合併しやすいのは難聴で、視覚障害が主な合併症ではありません。
- ⑷ 二次的に側弯症を発症しやすい。椎体の変形が重なることで二次的に側弯症を生じやすくなります。
- ⑸ 治療にはステロイド薬が有効である。治療にはビスホスホネート製剤が用いられ、ステロイド薬は有効ではありません。
解説
正解は⑷です。骨形成不全症はⅠ型コラーゲンの異常による遺伝性疾患で、骨がもろく繰り返し骨折を起こします。椎体の圧潰や変形が積み重なることで、二次的に側弯症を発症しやすくなります。作業療法では骨折を避けながら、残された力を使って生活動作を広げる工夫が中心になります。青色強膜や難聴を合併する点もあわせて覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成