脳の病変部位と出現しやすい症候との組合せで正しいのはどれか。
脳の病変部位と出現しやすい症候との組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 黒質 ― 感覚障害黒質の障害では振戦や固縮などのParkinson症状が現れます。
- ⑵ 視床 ― 嗅覚障害視床は感覚の中継核で、障害されると感覚障害や視床痛が生じます。
- ⑶ 赤核 ― 摂食嚥下障害赤核は運動の調節に関わり、障害では振戦や失調が現れます。
- ⑷ 線条体 ― 不随意運動線条体の障害では舞踏運動などの不随意運動が現れます。
- ⑸ 扁桃体 ― 筋緊張異常扁桃体は情動に関わり、障害されると恐怖や不安の反応が変化します。
解説
正解は⑷です。線条体は尾状核と被殻からなる大脳基底核の一部で、運動の調節に関わります。ここが障害されると舞踏運動やアテトーゼなどの不随意運動が現れ、Huntington病はその代表的な疾患です。大脳基底核はそれぞれの核で出やすい症候が異なるため、病変部位と症状を結びつけて整理しておきましょう。黒質の障害ではParkinson病の症状が現れます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成