胃全摘出術後に起こりやすいのはどれか。
胃全摘出術後に起こりやすいのはどれか。
- ⑴ 多血症内因子が失われてビタミンB12の吸収が妨げられるため、貧血になります。
- ⑵ てんかんてんかんは胃の切除とは関係しません。
- ⑶ 血小板減少血小板の減少は胃全摘術後に特徴的な所見ではありません。
- ⑷ 逆流性食道炎胃酸や腸液が食道へ逆流しやすくなり、食道炎を起こします。
- ⑸ 高カルシウム血症カルシウムの吸収が低下するため、むしろ骨がもろくなります。
解説
正解は⑷です。胃を全部切除すると、食道と小腸が直接つながるため、胃酸や腸液が食道へ逆流しやすくなり、逆流性食道炎を起こします。食後すぐに横にならない、一度に多く食べないといった生活の工夫が必要になります。あわせて、急激に腸へ流れ込むことで起こるダンピング症候群や、内因子が失われることによる貧血、骨の脆弱化も起こりやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成