小脳橋角部に最も多い脳腫瘍はどれか。
小脳橋角部に最も多い脳腫瘍はどれか。
- ⑴ 腺腫腺腫は下垂体などの腺組織から生じる腫瘍で、小脳橋角部には生じません。
- ⑵ 髄膜腫髄膜腫は小脳橋角部にも生じますが、神経鞘腫ほど多くはありません。
- ⑶ 血管芽腫血管芽腫は小脳半球に生じることが多い腫瘍です。
- ⑷ 神経膠腫神経膠腫は大脳半球や脳幹に生じることが多い腫瘍です。
- ⑸ 神経鞘腫前庭神経から生じる神経鞘腫が、この部位で最も多くみられます。
解説
正解は⑸です。小脳橋角部に最も多い脳腫瘍は、内耳神経の前庭神経から生じる神経鞘腫で、聴神経腫瘍とも呼ばれます。進行すると難聴や耳鳴り、めまいが現れ、さらに大きくなると顔面神経や三叉神経が圧迫されて顔面の麻痺やしびれを伴います。良性でゆっくり成長する腫瘍のため、小さいうちは経過観察が選ばれることもあります。部位と症状を結びつけておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成