気管支について正しいのはどれか。
気管支について正しいのはどれか。
- ⑴ 気管支には平滑筋がある。気管支の壁には平滑筋があり、内腔の太さを調節します。
- ⑵ 左主気管支は右主気管支より短い。左主気管支は心臓を避けて長く走るため、右主気管支より長くなります。
- ⑶ 気管支の内表面は扁平上皮で覆われる。気管支の内表面は線毛をもつ多列線毛円柱上皮で覆われています。
- ⑷ 気管分岐部は食道の第1狭窄部にある。気管分岐部は食道の第2狭窄部にあたります。第1狭窄部は食道の入口です。
- ⑸ 気管の延長線に対する気管支の分岐角度は左より右の方が大きい。分岐角度は右が小さく左が大きいため、誤嚥した異物は右に入りやすくなります。
解説
正解は⑴です。気管支の壁には輪状に走る平滑筋があり、自律神経の働きによって内腔の太さが変わります。副交感神経が働くと収縮して狭くなり、交感神経が働くと弛緩して広がります。気管支喘息で息が苦しくなるのは、この平滑筋が縮んで内腔が狭まるためで、治療には気管支を広げる薬が使われます。気道の構造と自律神経の働きを結びつけて覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成