精神障害者の雇用対策で正しいのはどれか。2つ選べ。
精神障害者の雇用対策で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 精神障害者は障害者雇用義務の対象である。精神障害者保健福祉手帳をもつ人も雇用義務の対象に含まれます。
- ⑵ 就職1年後の職場定着率は他障害に比べて高い。就職1年後の職場定着率は他の障害に比べて低いことが報告されています。
- ⑶ ハローワーク障害者職業紹介状況の就職件数の伸び率は他障害に比べて低い。就職件数の伸び率は他の障害に比べて高くなっています。
- ⑷ 障害者雇用対策における精神障害者の定義は「障害者年金を受給している者」である。対象は精神障害者保健福祉手帳の所持者であり、年金の受給は条件ではありません。
- ⑸ IPS〈Individual Placement and Support〉はストレングスとリカバリー志向の実践が特徴である。本人の強みと希望を出発点にする、リカバリー志向の実践です。
解説
正解は⑴と⑸です。精神障害者保健福祉手帳をもつ人は2018年から障害者雇用義務の対象に加えられ、法定雇用率の算定に含まれるようになりました。IPSは本人の強みと希望を出発点に、訓練より先に就職して定着を支える方法で、リカバリーを重んじる実践として位置づけられています。訓練より先に就職し、その後の定着を支える点が特徴になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成