境界性パーソナリティ障害の治療について最も適切なのはどれか。
境界性パーソナリティ障害の治療について最も適切なのはどれか。
- ⑴ 治療者への依存を促す。治療者への依存を促すと関係が不安定になり、見捨てられ不安を強めます。
- ⑵ 薬物療法は行わないようにする。衝動性や気分の不安定さに対して薬物療法が補助的に用いられます。
- ⑶ 長期入院により適応を良好にする。長期入院は依存を深め、社会からの隔たりを広げるため勧められません。
- ⑷ 他の患者と交流させないようにする。他者との交流を断つことは孤立を深め、対人関係を学ぶ機会も失わせます。
- ⑸ 治療的枠組みを崩さないようにする。一貫した枠組みを保つことが、治療を安定させる土台になります。
解説
正解は⑸です。境界性パーソナリティ障害では、約束や時間、対応の範囲といった治療の枠組みが揺らぐと、関係が不安定になって行動化が増えます。あらかじめ決めた枠組みを関わる人全員が一貫して守ることが、安心して治療を続けるための土台になります。枠組みは本人とも共有しておきましょう。枠組みは本人とも共有し、関わる人全員で一貫して守りましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成