熱傷のリハビリテーションで正しいのはどれか。
熱傷のリハビリテーションで正しいのはどれか。
- ⑴ 持続伸長運動が基本である。瘢痕の収縮に対抗するため、弱い力で長く伸ばす方法が基本になります。
- ⑵ 熱傷瘢痕部の圧迫は避ける。瘢痕部の圧迫は肥厚性瘢痕を抑えるために行う治療で、避ける必要はありません。
- ⑶ 熱傷による拘縮予防には装具は使用しない。拘縮の予防に装具は欠かせず、良肢位を保つために用います。
- ⑷ 慢性期のパラフィン浴は60 ℃くらいがよい。パラフィン浴の温度は50℃前後で、60℃では熱傷の危険があります。
- ⑸ 会陰部熱傷の急性期では下肢外旋肢位のポジショニングを行う。会陰部では股関節を外転位に保ち、閉じないようにします。
解説
正解は⑴です。熱傷では瘢痕が縮んで関節が動かなくなるため、縮む力に対抗してゆっくり長く伸ばし続ける持続伸長が治療の基本になります。短時間の強い伸張は組織を傷めるので、弱い力を長く加えるほうが効果的です。装具や圧迫療法と組み合わせて進めていきましょう。装具や圧迫療法と組み合わせて、長い期間をかけて進めていきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成