24 歳の女性。高校生のころ、授業で教科書を音読する際に声が震えて読めなくなり、…
24 歳の女性。高校生のころ、授業で教科書を音読する際に声が震えて読めなくなり、それ以降、人前で発表することに恐怖感を抱くようになった。就職後、会議のたびに動悸や手の震え、発汗が生じるようになり「変だと思われていないだろうか」、「声が出るだろうか」と強い不安を感じるようになった。最近になり「人の視線が怖い」、「会議に出席するのがつらい」と言うようになり、精神科を受診し外来作業療法が開始された。この患者の障害として適切なのはどれか。
- ⑴ 社交(社会)不安障害他者から注目される場面に限って強い不安と身体症状が生じます。
- ⑵ 全般性不安障害全般性不安障害では、さまざまな事柄への心配が長く続きます。
- ⑶ パニック障害パニック障害では状況によらず突然発作が起こります。
- ⑷ 強迫性障害強迫性障害では強迫観念と強迫行為が中心になります。
- ⑸ 身体化障害身体化障害では医学的に説明できない身体症状の訴えが中心になります。
解説
正解は⑴です。人前で話す、発表する、会議に出るといった他者から注目される場面に限って強い不安と動悸、発汗、震えが生じ、変だと思われないかという恐れを抱いています。この経過は社交不安障害に合致します。回避が続くと生活の幅が狭まるため、段階的に場面に慣れていく支援が必要になります。回避が続くと生活の幅が狭まるため、段階的に慣れていく支援が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成