慢性閉塞性肺疾患患者のADL で息切れを軽減させるための指導として適切なのはどれ…
慢性閉塞性肺疾患患者のADL で息切れを軽減させるための指導として適切なのはどれか。
- ⑴ 洗髪は両手で行う。両手を挙げ続けると呼吸補助筋が使えず、息切れが強まります。
- ⑵ 靴下の着脱は床に座り行う。床に座ると腹部が圧迫されるため、椅子に座って行います。
- ⑶ ズボンの着脱は立位で行う。立位での着脱はバランスを崩しやすく、息を止めがちになります。
- ⑷ 和式トイレを洋式トイレに変更する。しゃがみ込む姿勢を避けられ、腹部の圧迫を防げます。
- ⑸ 前開きシャツをかぶり型シャツに変更する。かぶり型は腕を挙げる動作が必要で、前開きのほうが楽になります。
解説
正解は⑷です。和式トイレではしゃがみ込む姿勢で腹部が圧迫され、横隔膜の動きが妨げられて息切れが強まります。洋式に変えることで、呼吸を楽に保ったまま排泄ができます。息切れを減らすには、腕を挙げ続ける動作、前かがみで腹部を圧迫する姿勢、息を止める動作を避けることが基本になります。動作の工夫は、呼吸を楽にしながら生活を続けるための要になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成