椅子座位で高齢者が食事をする際に誤嚥のリスクを高める動作はどれか。
椅子座位で高齢者が食事をする際に誤嚥のリスクを高める動作はどれか。
- ⑴ 頰杖頰杖は姿勢の崩れにはつながりますが、誤嚥を直接高めません。
- ⑵ 顎をひく顎を引く姿勢は気道にふたをしやすくし、誤嚥を防ぎます。
- ⑶ 上を向く気道が一直線に近くなり、食塊が流れ込みやすくなります。
- ⑷ うなずくうなずく動作は顎を引く方向であり、誤嚥を高めません。
- ⑸ 横を向く横を向く姿勢は、麻痺側を避けて飲み込む方法として用いられます。
解説
正解は⑶です。上を向くと喉頭と気管が一直線に近くなり、食塊が気道へ流れ込みやすくなるため、誤嚥の危険が高まります。反対に顎を軽く引いた姿勢をとると、喉頭蓋が気道にふたをしやすくなり、安全に飲み込めます。食事の際は、椅子に深く腰掛け、足を床につけ、顎を引いた姿勢を保つよう整えましょう。姿勢を整えることは、最も手軽で効果の大きい誤嚥対策になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成