熱傷で正しいのはどれか。
熱傷で正しいのはどれか。
- ⑴ 熱傷面積はⅠ、Ⅱ、Ⅲ度すべての面積を合わせて計算する。熱傷面積はⅡ度以上を合わせて計算し、Ⅰ度は含めません。
- ⑵ Ⅰ度熱傷では水疱がみられる。Ⅰ度熱傷は発赤と痛みのみで、水疱はできません。
- ⑶ 浅達性Ⅱ度熱傷では水疱底は蒼白である。浅達性Ⅱ度では水疱の底は赤く、蒼白になるのは深達性です。
- ⑷ 深達性Ⅱ度熱傷では疼痛がみられる。神経終末が残っているため、痛みを感じます。
- ⑸ Ⅲ度熱傷では創底から上皮化が起こる。Ⅲ度では皮膚付属器も失われるため、創縁からしか上皮化しません。
解説
正解は⑷です。深達性Ⅱ度熱傷では真皮の深い層まで傷んでいますが、神経終末が残っているため痛みを感じます。熱傷面積は水疱を伴うⅡ度以上を合わせて計算し、Ⅰ度は含めません。浅達性Ⅱ度では水疱の底が赤く、深達性では白っぽくなります。深度の違いは、痛みの有無と水疱底の色で見分けましょう。深度の判定は、治療方針と予後を左右する重要な評価になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成