ライフステージにおける成人期後期(50〜60 歳ころ)の特徴で適切なのはどれか。
ライフステージにおける成人期後期(50〜60 歳ころ)の特徴で適切なのはどれか。
- ⑴ 親しい人の死を経験し、自分の死についても受容的になる。身近な人の死を経験して死を受容していくのは老年期の特徴です。
- ⑵ 心理社会的な猶予期間(モラトリアム)といえる時期である。モラトリアムは青年期に用いられる概念です。
- ⑶ 仕事や家庭を持つようになり、社会人としての成長をみせる。仕事や家庭を持ち社会人として成長するのは成人期前期の特徴です。
- ⑷ 経験の蓄積により判断力は向上を続けるが記憶力は低下を示す。判断力は高まる一方、記銘力は低下し始める時期にあたります。
- ⑸ 社会的役割の減少や身体的不自由など多くの喪失体験がみられる。社会的役割の減少による喪失体験は老年期の特徴です。
解説
正解は⑷です。成人期後期は、長年の経験が蓄積されることで判断力や総合的な理解力が高まる一方、新しいことを覚える記銘力は徐々に低下し始める時期です。この時期は仕事でも家庭でも責任の重い立場となり、Eriksonの発達段階では次の世代を育てる生殖性が課題になります。各時期の特徴を整理しておきましょう。発達は生涯続くものとしてとらえる視点が大切になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成