脳の解剖で誤っているのはどれか。
脳の解剖で誤っているのはどれか。
- ⑴ 黒質は中脳にある。黒質は中脳にあり、正しい記述です。
- ⑵ 海馬は側頭葉にある。海馬は側頭葉の内側にあり、正しい記述です。
- ⑶ 中小脳脚は中脳と小脳を連絡する。中小脳脚が連絡するのは橋であり、中脳ではありません。
- ⑷ 脳梁は左右の大脳半球を連絡する。脳梁は左右の大脳半球をつなぐ線維の束で、正しい記述です。
- ⑸ 中心溝は前頭葉と頭頂葉の間にある。中心溝は前頭葉と頭頂葉の境にあり、正しい記述です。
解説
正解は⑶です。中小脳脚は橋と小脳を連絡する線維の束で、中脳と小脳をつなぐのは上小脳脚です。小脳脚は三本あり、上小脳脚が中脳へ、中小脳脚が橋へ、下小脳脚が延髄へとつながっています。小脳への入力と出力がどの脚を通るのかとあわせて整理しておくと、症状から病変の部位を推測する助けになります。小脳の障害では、同じ側の四肢に失調が現れることも押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成