認知症患者に対する作業プログラムを作成する上での留意点で適切なのはどれか。
認知症患者に対する作業プログラムを作成する上での留意点で適切なのはどれか。
- ⑴ 活動の時間帯は覚醒水準に応じて設定する。調子のよい時間帯に合わせることで、参加しやすくなります。
- ⑵ 新しい事に挑戦していくような活動を用いる。新しいことの習得は難しく、混乱や失敗体験を招きます。
- ⑶ 活動は多少幼稚になっても、可能な限り単純化する。幼稚な活動は自尊心を損なうため、年齢にふさわしい形にします。
- ⑷ 生活史よりも、現在の状態を重視して活動を選択する。なじみのある作業を選ぶため、生活史の情報が重要になります。
- ⑸ 患者同士で作品への感想を述べ合う場面は作らないようにする。感想を述べ合う場面は、交流と役割を生む大切な機会です。
解説
正解は⑴です。認知症のある方は、一日の中で覚醒の水準が変わるため、調子のよい時間帯に合わせて活動を組むことで参加しやすくなります。内容は、その人の生活史やなじみのある作業から選び、年齢にふさわしい形で提供します。感想を述べ合う場面は、役割や交流を生む大切な機会として積極的に設けましょう。その人らしさを保てる活動を選ぶことが、何より大切になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成