統合失調症患者。会話の内容がずれ、自分の考えに偏った一方的な発言ばかりで、相手の…
統合失調症患者。会話の内容がずれ、自分の考えに偏った一方的な発言ばかりで、相手の立場になって考えることができない。障害が疑われるのはどれか。
- ⑴ 遂行機能遂行機能は計画を立てて段取りよく進める力を指します。
- ⑵ 行動制御行動制御は衝動を抑えて行動を調整する力です。
- ⑶ 社会的認知相手の立場や意図を読み取る力の障害にあたります。
- ⑷ 注意の選択性注意の選択性は、必要な刺激だけを選び取る力です。
- ⑸ プライミングプライミングは先行する刺激が後の反応に影響する記憶の現象です。
解説
正解は⑶です。相手の立場に立って考えられず、会話の内容がかみ合わないという状態は、社会的認知の障害にあたります。社会的認知には、表情や口調から相手の気持ちを読み取る力、相手の意図を推し量る力が含まれ、統合失調症では早い時期から障害されやすい領域です。対人関係のつまずきの背景として押さえておきましょう。社会的認知への介入は、就労や地域生活の支援にもつながります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成