車椅子で自走する場合の住環境整備の留意点で適切なのはどれか。
車椅子で自走する場合の住環境整備の留意点で適切なのはどれか。
- ⑴ スイッチは床面から10 cm の高さに設置する。車椅子からは手が届きにくく、スイッチは100センチメートル前後にします。
- ⑵ 自走用6輪型車椅子は段差の通行が容易である。6輪型は回転性に優れますが、小さな前輪のため段差には弱くなります。
- ⑶ 50 cm の段差がある場合スロープの長さを600 cm 以上にする。勾配12分の1以下とするため、600センチメートル以上が必要です。
- ⑷ 廊下の直進に必要な幅員は左右アームサポートの外側最大寸法で判断する。手を添えて駆動するため、ハンドリムに手を置いた幅で判断します。
- ⑸ 廊下を直角に曲がるのに必要な通路幅員は直角部分の前後とも70 cm 以上必要である。直角に曲がるには、前後とも90センチメートル以上の幅員が必要です。
解説
正解は⑶です。車椅子用のスロープは勾配を12分の1以下にすることが目安とされ、高さ50センチメートルの段差では長さが600センチメートル以上必要になります。急な勾配は上れないだけでなく、下るときに制御できず危険です。住環境整備では、数値の根拠を押さえたうえで、実際に通れるかを確かめていきましょう。数値は暗記するだけでなく、根拠とともに理解しておくと応用が利きます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成