作業療法の評価で正しいのはどれか。
作業療法の評価で正しいのはどれか。
- ⑴ MTDLP は質問紙による評価である。MTDLPは質問紙ではなく、聞き取りと分析に基づく一連の過程です。
- ⑵ COPM はセラピストの意見を中心に評価する。COPMは本人が挙げた作業を本人が評価する、本人中心の尺度です。
- ⑶ 人間作業モデルを構成するのは運動面と精神面である。人間作業モデルは意志、習慣化、遂行能力と環境から構成されます。
- ⑷ クライアント中心の実践は、評価結果を本人に提示しない。クライアント中心の実践では、評価結果を本人と共有します。
- ⑸ 作業遂行は人−環境−作業の相互作用の結果として生じる。人と環境と作業の相互作用として作業遂行をとらえます。
解説
正解は⑸です。作業療法では、作業遂行を、人と環境と作業の三つが互いに影響し合った結果として生じるものととらえます。したがって、人の能力だけを変えようとするのではなく、環境を整えたり作業のやり方を変えたりする道も開かれます。評価では、この三つのどこに働きかけるのが現実的かを考えていきましょう。この考え方は、作業療法の評価と介入の土台になるものです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成