ソクマル作業療法士

35 歳の男性。交通事故による外傷性脳損傷で入院となった。受傷10 日後から作業…

35 歳の男性。交通事故による外傷性脳損傷で入院となった。受傷10 日後から作業療法が開始された。運動麻痺や感覚障害はみられなかった。些細なことで怒りをあらわにし、作業療法中も大きな声をあげ、急に立ち上がってその場を去る、というような行動がしばしばみられた。患者はこの易怒性についてほとんど自覚しておらず病識はない。この患者の怒りへの対応で最も適切なのはどれか。

解説

正解は⑷です。病識がない状態で洞察や自己制御を求めても、本人には理解できず、かえって反発を招きます。まずは作業療法士がよく観察し、どのような場面や刺激で怒りが誘発されるかのパターンをつかむことが出発点になります。その上で、きっかけとなる状況を減らす環境調整を行います。本人を変える前に、環境を整えましょう。環境が整うことで、本人の混乱も結果として小さくなっていきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成

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