重症筋無力症について正しいのはどれか。
重症筋無力症について正しいのはどれか。
- ⑴ 起床時に症状が強い。症状は夕方に強まり、起床時は比較的軽くなります。
- ⑵ 悪性腫瘍の合併が多い。胸腺腫の合併はありますが、悪性腫瘍が多いわけではありません。
- ⑶ 自己免疫性疾患である。アセチルコリン受容体に対する自己抗体による疾患です。
- ⑷ 女性よりも男性に多い。男性より女性にやや多くみられます。
- ⑸ 40 歳以前の発症は稀である。若年女性の発症も多く、40歳以前の発症は稀ではありません。
解説
正解は⑶です。重症筋無力症は、神経筋接合部のアセチルコリン受容体に対する自己抗体ができることで起こる自己免疫性の疾患です。使い続けると力が入らなくなる易疲労性と、夕方に症状が強まる日内変動が特徴になります。女性にやや多く、胸腺腫の合併はみられますが、悪性腫瘍の合併が多いわけではありません。症状の日内変動が、診断の大きな手がかりになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成