特発性大腿骨頭壊死症について正しいのはどれか。
特発性大腿骨頭壊死症について正しいのはどれか。
- ⑴ 小児に多い。30歳代から50歳代に多く、小児では稀です。
- ⑵ 手術適応例は少ない。骨頭の圧潰が進むと人工関節などの手術が必要になります。
- ⑶ 両側性病変は稀である。両側に生じることが半数を超えます。
- ⑷ ステロイド薬使用者に多い。ステロイド薬の大量使用者や多量飲酒者に多く発生します。
- ⑸ 股関節内外旋可動域は保たれる。進行すると内外旋の可動域が強く制限されます。
解説
正解は⑷です。特発性大腿骨頭壊死症は、副腎皮質ステロイド薬を大量に使用した方や、習慣的に多量の飲酒をする方に多く発生します。全身性エリテマトーデスなどの治療中に起こることが知られています。30歳代から50歳代の男性に多く、両側に生じることが半数を超え、手術が必要になる例も少なくありません。背景にある治療歴や生活習慣を確かめることが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成