急性期を脱した後、まだ外的刺激への敏感さが残る統合失調症患者の作業療法導入時の対…
急性期を脱した後、まだ外的刺激への敏感さが残る統合失調症患者の作業療法導入時の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 役割を付与する。役割は責任を伴い、この時期には負担が大きくなります。
- ⑵ 対人交流を促す。対人交流は刺激となり、疲労や症状の再燃を招きます。
- ⑶ 定期的な実施を心がける。一定の枠組みを保つことで、予測が立って安心できます。
- ⑷ 複数の作業療法士で対応する。関わる人が多いほど刺激が増え、負担になります。
- ⑸ 退行的行動に対しては関与を控える。退行的な行動も受け止めながら、支えていく必要があります。
解説
正解は⑶です。刺激への敏感さが残る時期には、決まった曜日と時間に、同じ場所で、同じ担当者が関わるという一定の枠組みを保つことで、予測が立って安心できます。役割を与えたり、交流を促したり、担当者が入れ替わったりすることは、この時期には負担になります。安定した環境を整えましょう。安心して通える枠組みが、回復を支えていきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成