Alzheimer 型認知症患者の自尊心の回復を目指した作業療法の目標で優先すべ…
Alzheimer 型認知症患者の自尊心の回復を目指した作業療法の目標で優先すべきなのはどれか。
- ⑴ 成功体験保たれた力で取り組め、できたという実感が自信につながります。
- ⑵ 見当識の改善見当識の訓練は、できない体験を重ねさせるおそれがあります。
- ⑶ 遂行機能の改善遂行機能の改善を目標にすると、失敗が増えてしまいます。
- ⑷ 空間認知力の改善空間認知の訓練も、自尊心の回復には直接結びつきません。
- ⑸ 短期記憶力の向上短期記憶の向上は望みにくく、目標としては適しません。
解説
正解は⑴です。Alzheimer型認知症では、低下した機能そのものを訓練で取り戻すことは難しく、できない体験を重ねるとかえって自信を失います。自尊心の回復を目指すなら、保たれている力で取り組める作業を選び、できたという成功体験を積み重ねることが最も効果的です。残る力に目を向けましょう。できることに目を向ける姿勢が、支援の土台になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成