アルコール依存症の患者の離脱症状を示す発言はどれか。
アルコール依存症の患者の離脱症状を示す発言はどれか。
- ⑴ 「自分は飲酒量を減らさなければならない」減らさなければという思いは、問題の自覚を示す発言です。
- ⑵ 「二日酔いで子供の運動会に行けなかった」二日酔いによる支障は、飲酒による社会生活への影響を示します。
- ⑶ 「飲酒した晩の翌朝、迎え酒をすると汗がおさまる」離脱症状を飲酒で打ち消す迎え酒の状態を示します。
- ⑷ 「妻が自分の飲酒についてあれこれ言うのが不愉快だ」家族への不快感は、否認や摩擦を示す発言です。
- ⑸ 「自分は昔に比べて、ずいぶん酒が強くなったと思う」酒が強くなったという訴えは、耐性の形成を示します。
解説
正解は⑶です。朝に酒を飲むと発汗や手の震えが治まるという訴えは、離脱症状が現れており、それを飲酒で打ち消している状態を示します。これを迎え酒と呼び、依存が身体にまで及んでいることの表れです。耐性の形成や、飲酒をめぐる家族との摩擦とは分けて理解しておきましょう。発言の背景にある状態を、一つずつ読み解いていきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成