55 歳の男性。うつ病。職場で苦手なパソコン操作を行う業務を担当するようになり、…
55 歳の男性。うつ病。職場で苦手なパソコン操作を行う業務を担当するようになり、不眠、意欲低下および抑うつ気分がみられるようになった。希死念慮も認められたため入院となった。入院後1か月経過し、作業療法が開始された。初回評価で優先度が高いのはどれか。
- ⑴ 体力体力の把握も必要ですが、安全の確認が先になります。
- ⑵ 家族関係家族関係は、退院に向けて段階的に把握していきます。
- ⑶ 思考障害希死念慮や思考制止の残り方を確かめることが最優先になります。
- ⑷ 作業能力作業能力の評価は、状態が安定してから行います。
- ⑸ 職場環境職場環境は、復職を検討する段階で扱う課題です。
解説
正解は⑶です。この方は希死念慮が認められて入院しており、作業療法の開始にあたっては、思考制止や自責感、希死念慮といった思考の障害がどこまで残っているかを確かめることが最も優先されます。安全を確保したうえで活動の内容と量を決めるためです。体力や作業能力の評価はその後になります。安全の確認を済ませてから、活動の内容を決めていきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成