68 歳の男性。慢性呼吸器疾患。「最近、入浴すると息切れがする」との訴えがある。…
68 歳の男性。慢性呼吸器疾患。「最近、入浴すると息切れがする」との訴えがある。入浴指導として正しいのはどれか。
- ⑴ 片手で髪を洗う。両手を挙げ続けずに済み、呼吸補助筋を使えます。
- ⑵ 首まで湯につかる。首まで湯につかると水圧で胸郭が圧迫され、息苦しくなります。
- ⑶ 短いタオルで背中を洗う。短いタオルでは腕を大きく動かす必要があり、負担が増します。
- ⑷ 吸気に合わせて動作を行う。力を入れる動作は、息を吐きながら行うのが基本です。
- ⑸ 長座位で膝を立てて足を洗う。長座位では腹部が圧迫され、呼吸の妨げになります。
解説
正解は⑴です。両手を頭の上に挙げ続けると、呼吸補助筋が使えなくなり息切れが強まります。片手ずつ交互に洗うことで、負担を分散できます。入浴では、湯につかるのはみぞおちの高さまでにし、背中は長めのタオルで洗い、動作は息を吐きながら行うなどの工夫をあわせて指導します。息切れを減らす動作の工夫は、生活の幅を保つことにつながります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成