中心性脊髄損傷について正しいのはどれか。2つ選べ。
中心性脊髄損傷について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 高齢者に多い。脊柱管が狭くなった高齢者に多く発生します。
- ⑵ 骨傷に伴って生じることが多い。骨折を伴わない非骨傷性の損傷が多くみられます。
- ⑶ 頸椎の過屈曲によって発生することが多い。頸椎の過伸展によって生じることが多くなります。
- ⑷ 肛門括約筋の収縮が障害されることが多い。仙髄の線維は外側にあるため、肛門括約筋は保たれやすくなります。
- ⑸ 下肢より上肢機能が強く障害されることが多い。脊髄の中心部が傷むため、上肢の麻痺が強く現れます。
解説
正解は⑴と⑸です。中心性脊髄損傷は、もともと頸椎症などで脊柱管が狭くなっている高齢者が、転倒して首を後ろへ反らしたときに起こりやすい損傷です。脊髄の中心部が傷むため、上肢を支配する内側の線維が強く障害され、下肢より上肢の麻痺が重くなります。骨折を伴わないことも多くみられます。上肢の機能回復が、生活の自立を大きく左右します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成