健常者の安静時呼吸について正しいのはどれか。
健常者の安静時呼吸について正しいのはどれか。
- ⑴ 呼吸数は25/分程度である。安静時の呼吸数は1分間に12から20回程度です。
- ⑵ 呼気時の気道内圧は陽圧である。肺が縮もうとする力で肺胞内圧が高まり、陽圧になります。
- ⑶ 呼気時の胸腔内圧は陽圧である。胸腔内圧は安静時には常に陰圧に保たれています。
- ⑷ 呼気時に外肋間筋の収縮がみられる。外肋間筋は吸気筋で、呼気時には働きません。
- ⑸ 吸気時に胸鎖乳突筋の収縮がみられる。胸鎖乳突筋は努力吸気のときに働く補助筋です。
解説
正解は⑵です。息を吐くときは、肺が縮もうとする力で肺胞内の圧が大気より高くなるため、気道内圧は陽圧になります。一方、胸腔内圧は安静時には常に陰圧に保たれています。安静時の呼吸数は1分間に12から20回程度で、呼気は筋の収縮を伴わず、肺と胸郭の弾性によって受動的に起こります。気道内圧と胸腔内圧を混同しないよう、分けて押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成