神経性無食欲症患者の入院治療について正しいのはどれか。
神経性無食欲症患者の入院治療について正しいのはどれか。
- ⑴ 活動量は目標体重に達してから増やす。体重の回復に合わせて活動量を段階的に増やしていきます。
- ⑵ 早期から高カロリーの栄養補給を行う。急な高カロリー補給は再栄養症候群を招く危険があります。
- ⑶ 全身状態の安定より先に行動療法を行う。全身状態の安定が最優先で、行動療法はその後になります。
- ⑷ 食行動の問題が改善するまで入院は継続する。身体の安全が確保されれば、外来で治療を続けられます。
- ⑸ 入院中に自己誘発性嘔吐がみられたときは退院させる。症状を理由に退院させることは、治療の放棄になります。
解説
正解は⑴です。神経性無食欲症の入院治療では、まず全身状態を立て直し、体重が目標に近づくのに合わせて活動量を増やしていきます。やせたまま活動量を上げると、体重の回復が妨げられるためです。急な高カロリーの補給は再栄養症候群を招く危険があるため、少量から慎重に始めます。身体の安全を確かめながら、段階を踏んで進めていきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成