標準型車椅子座位姿勢で起きる座圧変化で正しいのはどれか。
標準型車椅子座位姿勢で起きる座圧変化で正しいのはどれか。
- ⑴ 仙骨座り〈骨盤後傾〉では尾骨部に高い圧がかかる。骨盤が後ろへ倒れ、仙骨から尾骨に体重が集中します。
- ⑵ 骨盤左回旋姿勢では右大転子に高い圧がかかる。骨盤が左へ回旋すると、左側の坐骨や大転子に圧が集中します。
- ⑶ 体幹右側屈姿勢では左坐骨に高い圧がかかる。体幹が右へ側屈すると、右の坐骨に圧が集中します。
- ⑷ 円背姿勢では下部腰椎部に高い圧がかかる。円背では背もたれに胸椎部が当たり、座面では仙骨部に圧がかかります。
- ⑸ 骨盤前傾姿勢では仙骨部に高い圧がかかる。骨盤が前傾すると、坐骨結節と大腿後面に圧がかかります。
解説
正解は⑴です。仙骨座りでは骨盤が後ろへ倒れるため、本来は坐骨結節にかかるはずの体重が、仙骨から尾骨にかけて集中します。この部分は皮膚のすぐ下に骨があるため褥瘡ができやすく、ずれる力も加わって危険が高まります。背もたれと座面の角度を調整し、骨盤を立てた座位を保つことが予防になります。座り方を整えることが、褥瘡の予防につながります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成