右半球損傷による全般性注意障害の片麻痺患者に対する初期の基本動作支援について正し…
右半球損傷による全般性注意障害の片麻痺患者に対する初期の基本動作支援について正しいのはどれか。
- ⑴ 移乗動作の誤りを繰り返し修正する。誤りを繰り返すと誤った動作が学習されてしまいます。
- ⑵ 杖歩行は複数人とすれ違う環境から開始する。人とすれ違う環境は刺激が多く、転倒の危険が高まります。
- ⑶ 車椅子駆動練習は外乱の少ない環境から開始する。刺激の少ない環境から始めることで、動作が身につきやすくなります。
- ⑷ 寝返りにおける性急な動作は口頭指示で修正する。口頭だけでの修正は伝わりにくく、介助して動きを示します。
- ⑸ 起き上がり動作は一連の動作を一度に口頭で指導する。一度にまとめて伝えると処理しきれず、短く区切って示します。
解説
正解は⑶です。全般性注意障害では、まわりの刺激に気を取られて動作が続かなくなります。初めは音や人の動きの少ない静かな環境で練習し、動作が安定してから少しずつ刺激のある場面へ広げていきます。誤りを繰り返させず、一つずつ短く区切って伝えることも大切になります。環境を整えることから始めるという原則を押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成