Colles 骨折の合併症で起こりやすいのはどれか。
Colles 骨折の合併症で起こりやすいのはどれか。
- ⑴ 肘関節脱臼Colles骨折は手関節部の骨折で、肘関節の脱臼は伴いません。
- ⑵ 腋窩神経麻痺腋窩神経麻痺は肩関節の脱臼や上腕骨外科頸骨折で起こります。
- ⑶ 橈骨神経麻痺橈骨神経麻痺は上腕骨骨幹部骨折で起こりやすくなります。
- ⑷ 正中神経麻痺手根管の内圧が高まり、正中神経が圧迫されます。
- ⑸ 長母指屈筋腱断裂長母指屈筋腱断裂は、遅発性に起こることがありますが頻度は低くなります。
解説
正解は⑷です。Colles骨折では橈骨遠位端が背側へ転位するため、手根管の内圧が高まって正中神経が圧迫され、母指から環指にかけてのしびれが現れます。腫れが強い急性期に起こりやすく、転位の整復と腫れの軽減が対応の中心になります。手のしびれを訴えたら、早めに医師へ伝えましょう。骨折に伴う神経症状は、見落とさないよう意識して確かめます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-08_09.html)を加工して作成