けがをした方の顔色が青白く、皮膚が冷たく湿ってきて、意識がぼんやりしてきた。この…
けがをした方の顔色が青白く、皮膚が冷たく湿ってきて、意識がぼんやりしてきた。この状態について正しいのはどれか。
- ⑴ 全身に血液が十分に回らなくなった状態が疑われるため、横に寝かせて保温し、救急を要請します。皮膚が冷たく湿り意識が低下する所見は全身の血のめぐりの低下を示し、急を要します。
- ⑵ 意識がぼんやりしているのは強い痛みによるものなので、痛みが和らげば血のめぐりも戻ります。痛みだけでは説明できない所見がそろっており、血のめぐりの低下を疑う必要があります。
- ⑶ 皮膚が冷たく湿るのは発汗が続いているためなので、汗を拭いて休ませれば足ります。汗を拭くだけでは全身の血のめぐりの低下に対応できず、直ちに救急を要請する必要があります。
- ⑷ 顔色が青白いのは皮膚の血管が広がったためなので、全身の血のめぐりは保たれていると考えます。皮膚が青白く冷たいのは血管が縮んで皮膚への血流が減っている現れです。
- ⑸ 意識がぼんやりしている間は座った姿勢を保ち、水分を飲んでもらって回復を待ちます。意識が低下している方に水分を飲ませると誤嚥の危険があり、座位も血のめぐりに不利です。
解説
正解は⑴です。顔色が青白く、皮膚が冷たく湿り、意識がぼんやりしてくる所見がそろった場合は、全身に血液が十分に回らなくなった状態を疑います。皮膚が冷たく湿るのは、血管が縮んで皮膚への血流が減り、発汗が増えるためです。この状態では、横に寝かせて保温し、直ちに救急を要請することが必要です。意識が低下している方に水分を飲ませると誤嚥の危険があるため行いません。
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