口の中が乾いて食事を飲み込みにくいと訴える方について、唾液の分泌に関わる神経を確…
口の中が乾いて食事を飲み込みにくいと訴える方について、唾液の分泌に関わる神経を確かめることになった。正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 唾液の分泌を促す線維は迷走神経に含まれ、胸腔を通ってから頭部へ戻って腺に達します。迷走神経は胸腹部の臓器へ向かう神経で、唾液腺への分泌の線維は含みません。
- ⑵ 唾液腺へ向かう副交感の線維は、頸にある交感神経幹の節で細胞を乗り換えてから腺に達します。副交感の線維は頭部にある副交感の節で細胞を乗り換えるため、交感神経幹の節は通りません。
- ⑶ 唾液腺は自律神経の支配を受けず、口の中の粘膜から出るホルモンによって分泌が調節されます。唾液の分泌は自律神経が直接調節しており、粘膜から出るホルモンによるものではありません。
- ⑷ 顎の下と舌の下にある唾液腺は、顔面神経に含まれる副交感の線維によって分泌を促されます。顎下腺と舌下腺への副交感の線維は顔面神経を通って腺に達します。
- ⑸ 耳の前にある最も大きな唾液腺は、舌咽神経に含まれる副交感の線維によって分泌を促されます。耳下腺への副交感の線維は舌咽神経を通って腺に達します。
解説
正解は⑷と⑸です。唾液腺の分泌は副交感神経が促しますが、腺ごとに通る脳神経が違います。顎の下にある顎下腺と舌の下にある舌下腺へは顔面神経に含まれる線維が向かい、耳の前にある耳下腺へは舌咽神経に含まれる線維が向かいます。いずれも頭部にある副交感の節で神経細胞を乗り換えて腺に達します。交感神経が強く働く場面では唾液が減って口が乾きやすくなり、緊張した状態が続く方の訴えとしてよくみられます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。