脳卒中の後に軽い麻痺が残った方が、身の回りのことは自分でできるようになったが、以…
脳卒中の後に軽い麻痺が残った方が、身の回りのことは自分でできるようになったが、以前参加していた地域の集まりには行かなくなった。理由を尋ねると、会場までの道に段差があること、そして皆に迷惑をかけるのではないかと感じることを話した。この方への働きかけとして最も適切なのはどれか。
- ⑴ 家族に付き添いを頼み、会場で過ごす間の身の回りのことを家族が引き受けるようにします。家族が代わって行うほど本人の役割が減り、迷惑をかけている感じが強まります。
- ⑵ 段差は変えられないものとして、集まりの代わりに家の中でできる活動を一緒に探します。経路の工夫や周囲への働きかけの余地を検討しないまま、参加を諦めています。
- ⑶ 歩く力が十分につくまでは参加を控えることとし、屋内での歩行練習を続けて体力が戻るのを待ちます。離れる期間が長いほど戻りにくくなり、参加の機会を先送りしてしまいます。
- ⑷ 通りやすい経路を一緒に確かめるとともに、集まりの中で担える役割を本人と話し合います。環境の側の壁と本人の受け止めの両方に同時に働きかけることができます。
- ⑸ 迷惑をかけるという気持ちは本人の考え方によるものなので、参加するかどうかは本人の判断に任せます。役割を用意すれば受け止めは変わるため、本人任せにすると参加が遠のきます。
解説
正解は⑷です。地域の集まりに行けない背景には、会場までの段差という環境の側の壁と、役に立てないのではないかという本人の受け止めの両方があります。参加を広げるには、この2つに同時に働きかけることが必要です。通りやすい経路を一緒に確かめて移動の見通しを立て、そのうえで集まりの中で無理なく担える役割を本人と話し合うと、出かける理由と居場所ができます。歩けるようになるまで待つ方法では、離れている期間が長くなるほど戻りにくくなります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。