あるホルモンを薬として長い期間補い続けると、そのホルモンを本来つくっている器官の…
あるホルモンを薬として長い期間補い続けると、そのホルモンを本来つくっている器官の働きが低下することがある。このしくみの説明として正しいのはどれか。
- ⑴ 薬として補ったホルモンは受容体に結合できず、体は不足していると判断してしまうためです。補ったホルモンも受容体に結合して働き、体は足りていると判断します。
- ⑵ 薬として補ったホルモンが本来の器官に直接届き、その細胞を壊してしまうためです。細胞が壊れるのではなく、刺激が減って働きが休んだ状態になります。
- ⑶ 血液中のホルモンが増えると上位の器官から出る刺激のホルモンも増え、本来の器官が働き疲れてしまうためです。増えたときに刺激のホルモンは減る向きに調節され、増えることはありません。
- ⑷ 血液中のホルモンが増えると腎臓からの排泄が進み、かえって体の中の量が足りなくなるためです。排泄が進むとしても、器官の働きが下がる理由の説明にはなりません。
- ⑸ 血液中のホルモンが増えると上位の器官から出る刺激のホルモンが減り、本来の器官への刺激が弱まるためです。分泌量が増えると上位へ抑制がかかる、負のフィードバックの働きによります。
解説
正解は⑸です。多くのホルモンは、上位の器官から出る刺激のホルモンによって分泌が促されています。血液中のホルモンが増えると、その情報が上位へ伝わって刺激のホルモンの分泌が減り、結果として本来つくっている器官への刺激が弱まります。これを負のフィードバックといいます。薬として長く補い続けると、この働きによって本来の器官が休んだ状態となるため、中止するときは量を少しずつ減らします。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。