短い距離を全力で走る場面と、ゆっくり長く歩き続ける場面では、筋が使うエネルギーの…
短い距離を全力で走る場面と、ゆっくり長く歩き続ける場面では、筋が使うエネルギーの供給のしかたが異なる。短い時間に大きな力を出すときの供給について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 筋の中のグリコーゲンが、分解されずにそのまま収縮のエネルギーとして使われます。グリコーゲンは分解されてはじめて利用でき、そのままでは使われません。
- ⑵ 脂肪を酸素とともに分解する経路が主に働き、長い時間にわたって力を支えます。この経路は反応が始まるまでに時間がかかり、長く続ける運動を支える役目です。
- ⑶ 酸素を使って糖を最後まで分解する経路が主に働き、二酸化炭素と水になります。この経路も反応が遅いため、短時間に大きな力を出す場面の主役ではありません。
- ⑷ 筋の中にたくわえられたクレアチンリン酸が使われ、ごく短い時間の力の発揮を支えます。クレアチンリン酸は最も速く働く供給路で、開始直後の数秒を支えます。
- ⑸ 糖を酸素を使わずに分解する経路が働き、その過程で乳酸が生じてたまりやすくなります。酸素の供給が追いつかない強い運動では、この経路が主に働きます。
解説
正解は⑷と⑸です。短い時間に大きな力を出すときは、まず筋の中にたくわえられたクレアチンリン酸がアデノシン三リン酸をすぐにつくり直し、開始直後の力の発揮を支えます。それに続いて、糖を酸素を使わずに分解する経路が働き、この過程で乳酸が生じてたまりやすくなります。脂肪や糖を酸素とともに分解する経路は、取り出せるエネルギーは多いものの反応が始まるまでに時間がかかるため、長く続ける運動を支える役目を担います。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。