膀胱は尿がたまると大きく広がる。この広がりを可能にしている膀胱の内面を覆う組織の…
膀胱は尿がたまると大きく広がる。この広がりを可能にしている膀胱の内面を覆う組織の特徴はどれか。
- ⑴ 繊毛をもつ細胞が並ぶ上皮で、繊毛が伸び縮みして内面の面積を変えます。繊毛は粘液を運ぶための構造で、面積を変える働きは担っていません。
- ⑵ 上皮がなく、壁の平滑筋が直接に内面を覆っていて、筋が伸びることで広がります。平滑筋は壁の中間の層にあり、内面はかならず上皮に覆われています。
- ⑶ 一層の平たい細胞が並ぶ上皮で、引き伸ばされると細胞の間に隙間ができて水を通します。膀胱の内面は尿がしみ出さないように保つ必要があり、水を通す構造ではありません。
- ⑷ 角質が厚く重なった上皮で、引き伸ばされると角質の層がはがれて薄くなります。角質が重なる上皮は皮膚の表面のもので、膀胱の内面には見られません。
- ⑸ 細胞が幾重にも重なった上皮で、引き伸ばされると細胞が平たくなって層が薄くなります。重層の上皮の細胞が形を変えることで、容積の変化に合わせて表面積が増えます。
解説
正解は⑸です。膀胱の内面は、細胞が幾重にも重なった上皮で覆われています。尿がたまって膀胱が広がると、重なっていた細胞が引き伸ばされて平たくなり、層の厚みが減って表面積が増えます。反対に空になると細胞は丸みを帯びて層が厚くなります。この性質があるため、膀胱は内容の量に応じて大きく形を変えることができます。尿管や腎盂の内面も同じ種類の上皮に覆われ、尿がしみ出さないように保たれています。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。