一方の内頸動脈が細くなっていても、しばらくの間は症状が現れないことがある。この理…
一方の内頸動脈が細くなっていても、しばらくの間は症状が現れないことがある。この理由として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 内頸動脈は主に顔の皮膚と頭皮を養う血管で、脳へ向かう血液のほとんどは椎骨動脈が担っているためです。内頸動脈は大脳の広い範囲を養う主要な血管で、顔や頭皮を養うのは外頸動脈です。
- ⑵ 脳の血管が細くなると血液の粘り気がただちに下がり、流れる量がもとどおりに保たれるためです。血管が細くなったことに応じて血液の粘り気が変わるしくみはありません。
- ⑶ 一方の内頸動脈が細くなると、反対側の内頸動脈が太くなって左右の血流量が入れ替わるためです。血管そのものが太くなるのではなく、既にある交通路を通って血液が回り込みます。
- ⑷ 脳の底で左右の内頸動脈と椎骨動脈からの血管が輪をつくっており、別の道すじから血液が回り込むためです。脳底部の動脈の輪が側副の道すじとなり、一本の流れが減っても補われるためです。
- ⑸ 脳は血液が減っても、まわりの脳脊髄液から直接に酸素と糖を受け取ることができるためです。脳脊髄液は酸素や糖を供給する経路ではなく、栄養は血液から受け取ります。
解説
正解は⑷です。脳へ向かう血液は左右の内頸動脈と左右の椎骨動脈から届き、脳の底でこれらが前後の交通する枝によって輪のようにつながっています。この輪があるため、どれか一本の流れが細くなっても別の道すじから血液が回り込み、しばらくは症状が出ないことがあります。ただし補える量には限りがあり、狭くなり方が強い場合や急に詰まった場合には、その先の脳の血流が足りなくなって症状が現れます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。