食事のときにむせやすく声もかすれている方に、口を開けて声を出してもらったところ、…
食事のときにむせやすく声もかすれている方に、口を開けて声を出してもらったところ、軟口蓋が片側だけ持ち上がらなかった。この所見の説明として正しいのはどれか。
- ⑴ 軟口蓋を持ち上げる筋は副神経が支配しており、肩をすくめる力の低下と一緒に起こります。副神経が支配するのは胸鎖乳突筋と僧帽筋で、軟口蓋の動きには関わりません。
- ⑵ 軟口蓋を持ち上げる筋は三叉神経が支配しており、噛む力の低下と一緒に起こります。三叉神経は顔の感覚と咀嚼筋を受け持つ神経で、軟口蓋の動きには関わりません。
- ⑶ 軟口蓋を持ち上げる筋は顔面神経が支配しており、口を閉じる力の低下と一緒に起こります。顔面神経が支配するのは表情をつくる筋で、軟口蓋の動きには関わりません。
- ⑷ 軟口蓋を持ち上げる筋は舌下神経が支配しており、舌を前に出す力の低下と一緒に起こります。舌下神経が支配するのは舌の筋で、軟口蓋を持ち上げる筋は支配していません。
- ⑸ 軟口蓋を持ち上げる筋も声帯を動かす筋も迷走神経の枝が支配しており、その神経が片側で障害されています。軟口蓋と声帯を動かす筋を同じ神経が支配するため、両方の症状がそろいます。
解説
正解は⑸です。軟口蓋を持ち上げる筋と声帯を動かす筋は、いずれも迷走神経の枝が支配しています。片側の迷走神経が傷つくと、その側の軟口蓋が持ち上がらず、声帯も動きにくくなるため、声がかすれ、飲み込むときに食物や飲み物が鼻や気管へ流れてむせる原因になります。舌下神経は舌の筋を、顔面神経は表情をつくる筋を、副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配し、三叉神経は顔の感覚と咀嚼筋を受け持ちます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。