脳梗塞の後に右手の細かい動作のぎこちなさと疲れやすさが残った会社員が、事務の仕事…
脳梗塞の後に右手の細かい動作のぎこちなさと疲れやすさが残った会社員が、事務の仕事への復職を希望しています。就労に向けた関わりとして最も適切なのはどれか。
- ⑴ 仕事の内容の調整は事業主が判断する事柄なので、支援の範囲の外として扱う。職場への助言や環境の調整は、就労支援における作業療法の役割の一つです。
- ⑵ 疲れやすさは時間の経過で解決するため、勤務の時間は初日から発症の前と同じにする。疲れやすさは残ることが多く、勤務の時間は段階を追って延ばします。
- ⑶ 手の動きが発症の前と同じ水準に戻ってから、職場との調整を始める段取りにする。機能の回復を待つほど復職は遠のき、残る症状に合わせた調整が要ります。
- ⑷ 実際の仕事の工程を確かめ、手順の組みかえや休憩の取り方を職場と一緒に調整する。仕事の内容と本人の状態を突き合わせ、職場と調整することが復職の要になります。
- ⑸ 復職の可否は筋力の測定の結果で判断し、実際の作業の場面は評価の対象から外す。筋力の値だけでは仕事が続けられるかを判断できず、作業の場面の評価が要ります。
解説
正答は、実際の仕事の工程を確かめ、手順の組みかえや休憩の取り方を職場と一緒に調整するという関わりです。復職では、機能の回復を待つのではなく、残っている症状を前提として仕事の側を組みかえる視点が要ります。作業療法士は、書類の扱いや入力といった具体的な工程を分けてみて、道具や配置、勤務の時間の組み立てを提案します。段階を追って勤務を延ばす計画も、産業医や職場と共有して進めます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。