同じ距離だけ離した2点で皮膚に触れたとき、指先では2点として感じられるのに、背中…
同じ距離だけ離した2点で皮膚に触れたとき、指先では2点として感じられるのに、背中では1点にしか感じられないことがある。この違いの理由として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 背中の皮膚は厚いため、触れた刺激が受容器まで届くのに時間がかかるためです。皮膚の厚さや伝わる速さは、2点を区別できるかどうかを決める要因ではありません。
- ⑵ 背中からの情報は脊髄で処理を終え、大脳皮質まで届いていないためです。背中の触覚も大脳皮質まで伝わり、意識にのぼって感じ取られています。
- ⑶ 指先は受容器の密度が高く、1本の感覚神経が受け持つ皮膚の範囲が狭いためです。受容野が狭いほど、近い2点が別々の神経で伝えられて区別できます。
- ⑷ 指先は受容器の密度が低く、1本の感覚神経が受け持つ皮膚の範囲が広いためです。密度と受容野の関係が逆で、指先は密度が高く受容野が狭い部位です。
- ⑸ 指先の感覚神経は太い有髄線維で、背中の感覚神経は細い無髄線維であるためです。どちらの部位も触覚は太い有髄線維が伝えており、線維の種類の違いではありません。
解説
正答は、指先は受容器の密度が高く、1本の感覚神経が受け持つ皮膚の範囲が狭いためという説明です。1本の感覚神経線維が担当する皮膚の範囲を受容野といい、指先や口唇では受容野が狭く受容器も密に分布しているため、近い2点でも別々の神経で伝えられて区別できます。背中や大腿では受容野が広く、離れていない2点は同じ神経で受け取られるため1点に感じられます。大脳皮質でその部位が占める領域の広さも、この違いに対応しています。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。