上肢の筋力低下を訴える方について、上位運動ニューロンの障害と下位運動ニューロンの…
上肢の筋力低下を訴える方について、上位運動ニューロンの障害と下位運動ニューロンの障害を見分けたい。両者の違いとして正しいのはどれか。
- ⑴ 上位の障害では筋線維束性収縮が目立ち、下位の障害では筋の緊張が高まる。筋線維束性収縮は下位の障害でみられ、筋の緊張は上位の障害で高まります。
- ⑵ 上位の障害では病的反射が現れず、下位の障害でのみ病的反射が現れる。病的反射は上位運動ニューロンの障害を示す所見にあたります。
- ⑶ 上位の障害では早期から強い筋萎縮が現れ、下位の障害では筋萎縮が乏しい。早期から著明な筋萎縮が現れるのは、下位運動ニューロンの障害です。
- ⑷ 上位の障害では深部腱反射が低下し、下位の障害では深部腱反射が亢進する。上位と下位が逆で、反射の変化の向きの理解が入れ替わっています。
- ⑸ 上位の障害では深部腱反射が亢進し、下位の障害では深部腱反射が低下する。上位の障害では反射弓への抑制が外れ、下位の障害では反射弓が断たれます。
解説
正答は、上位の障害では深部腱反射が亢進し、下位の障害では低下するという違いです。上位運動ニューロンが障害されると脊髄の反射弓に対する抑制が外れるため、深部腱反射は亢進し、筋の緊張が高まり、病的反射が現れます。筋萎縮は使わないことによる程度にとどまります。下位運動ニューロンの障害では反射弓そのものが断たれるため反射は低下し、筋の緊張は下がり、早期から著明な筋萎縮や筋線維束性収縮がみられます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。