シナプス間隙に放出された神経伝達物質を分解する働きが弱まったとき、シナプス後細胞…
シナプス間隙に放出された神経伝達物質を分解する働きが弱まったとき、シナプス後細胞に起こる変化として正しいのはどれか。
- ⑴ 伝達物質がただちに前細胞へ回収されるため、シナプス後電位は小さくなり持続も短くなります。分解が弱まると伝達物質は留まりやすくなり、この向きの変化とは逆です。
- ⑵ シナプス後細胞の静止膜電位が深くなり、活動電位が生じやすくなります。静止膜電位が深くなると興奮は起こりにくくなり、説明が矛盾しています。
- ⑶ 伝達物質の放出量が減り、シナプス前細胞の興奮が後細胞へ伝わりにくくなります。分解の働きは放出量を決める要因ではなく、伝わりにくくもなりません。
- ⑷ 伝達物質が受容体に結合し続け、シナプス後電位が大きくなり持続も長くなります。間隙に伝達物質が長く留まるため、受容体への作用が続きます。
- ⑸ 受容体の数がただちに増えて、シナプス後細胞の興奮の閾値が高くなります。受容体の数が短時間で増えることはなく、閾値の変化とも結び付きません。
解説
正答は、伝達物質が受容体に結合し続けてシナプス後電位が大きくなり、持続も長くなることです。シナプス間隙に放出された伝達物質は、分解や再取り込みによって速やかに取り除かれるため、通常のシナプス後電位は短時間で終わります。分解する働きが弱まると伝達物質が長く留まり、受容体への作用が続くため、電位の振幅が大きくなり持続も延びます。放出量や受容体の数がただちに変わるわけではありません。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。